飯も食べずに我が詠ふ。

晩飯がチョコレイトとミルクテイといふのはいただけなひ。

だが調べれば調べるほどに云ひようの無い高揚感がはらのそこからせりあがつてくる。それが空腹までも埋めてゆく。

ひとりの詩人を研究すると云ふは、すなはちその者に取り憑かれると云ふことであらう。

その者の人生、詩編、その背景までもを識ろうと請ひ願ふは、恋煩ひにも似て面白ひ。

飯も食べずに我が辿る。青き魚を食む為にあらず。

さても趣深く畏ろしきかな室生犀星。





なんつって。

……楽しいじゃねーか室生犀星研究(笑)

つーわけでケータイからでした。