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2006.11.29 Wed 00:23:15
今日も今日とて自転車漕いで学校まで行って地下鉄駅まで帰るわけですが。
最近はめっきり冷え込んできまして、マフラーと手袋無しには走れないような状況です。その内帽子が無いと耳が千切れそうになるんでしょうな。素敵です、冬。こんばんは、星間です。
昨日……いや、時間帯的には一昨日ですか。
霧が凄かった。
雨が降るんだか止むんだか、はっきりしろよてな天候だったものでね、結局自転車で行ったんですわリニモ乗らずに。
そうしたら、帰り、もう夜9時過ぎてるんだけども。
学校に雲が降りてきたのだと言わんばかりの、視界を真っ白に埋め尽くす霧が。
真っ暗な筈の視界が、ぼんやりとぼやけて、闇が薄くなってて。明かりが乱反射して視点が定まらないの何のって。
3メートル先の人の顔の判別すら着かない、濃い霧が広がっててね。
昼間は時化ってて、珍しく暖かかったんだけども、それはもちろん雨のせいで、自転車こいでるときなんか汗かいちゃうくらいだったんだけど、帰りは恐ろしく寒かったね……。
その日に限って手袋忘れちゃったもんだから、指先とか濡れて冷えてじんじん。
服を浸透してくるような、細かくて濃い霧だったな……。
ちょっと、「黒ねこサンゴロウ」を思い出してしまったりして。
海には、いろんなことがあるが、おれは、霧の中で死ぬのはいやだ。あらしの海にほうりだされる
のは、まだいい。どしゃぶりでも、かんかんでりでも、海賊にうたれて死ぬのだって、おれらしけれ
ば、それでいい。
でも、重たい磁気の霧にとじこめられ、じっとりしめって、手も足もでないまんま、じわじわと死ん
でいくってのは、ちょっとたまらないよな。
ふふーん、ここのフレーズを思い出すといつも笑ってしまう。なんて奴だよ。ホント理想の男ですサンゴロウ。小学校の時から理想が変わってないってのもお笑いだけど。
理想の人間像――でもないのは、彼が猫だからです単に(笑)てゆうかむしろ、こういう男が好きっつーよりはこういう奴になりたいって願望の方が強かったりするんだよなー。
まぁそんなわけで。じめじめとした霧から抜け出すために自転車駆って行ったわけですが。
見事に視界が真っ白。いや暗いよ、暗いんだけど、でも白い。ぼんやりしてて、光がそこらじゅうに散らばってしまって、霧のない真っ暗闇な、黒い夜のほうがまだマシなくらいの、視界の悪さ。光でさえも、それこそ街灯とか車のライトさえも、全部霧に吸われてしまって、視界の悪さに上乗せしてる。
街灯のオレンジもいつもの放射状の光をなくして、情けないほどぼんやりと、ランプシェードの傘みたいな円錐状の光を放ってるだけ。
陸橋の上を走るリニモの姿なんて、ちっとも見えなくて、ただ光の色をした芋虫が走っていったようにしか見えなかったりして。
沼の中を突っ切るような感触で、学校が建ってる高台を駆け下りたわけだけども。
まさか、ああもさっぱり霧が晴れるとは思いもしませんで。
……ホントに学校のあたりだけに雲が下りてきたのかアレは。
麓で振り返ったら、学校のあたり真っ白でなんにも見えやしない。モリコロ公園の観覧車の、あの飛行機接触防止の為の赤いランプでさえも見えない。あれじゃあ飛行機ぶつかる。
湿った上着とか濡れた手の甲とか、学校からだんだん離れていくうちに、違和感だけになってしまったり。あれは何だったんだ。
誰か何か呼んだんじゃないのか。仙人とか竜とかそういうの。
リニモ乗ってる人にはわっかんないんだろうなーこういう不思議な感覚。
長距離の空気を我が身で感じてみるってこと、地域ごとの差異、っていうか……天候の変化、とか。
大変だけど実は貴重な体験。季節の移り変わり、というか。
うん、まぁ、毎日ゴールに向かって走るってのは、いいよね。そこに着けば灯りはあるわけだし。
やっぱり11月は霧と霜の月だったんだなー……。
もう月末って。信じらんないな!
最近はめっきり冷え込んできまして、マフラーと手袋無しには走れないような状況です。その内帽子が無いと耳が千切れそうになるんでしょうな。素敵です、冬。こんばんは、星間です。
昨日……いや、時間帯的には一昨日ですか。
霧が凄かった。
雨が降るんだか止むんだか、はっきりしろよてな天候だったものでね、結局自転車で行ったんですわリニモ乗らずに。
そうしたら、帰り、もう夜9時過ぎてるんだけども。
学校に雲が降りてきたのだと言わんばかりの、視界を真っ白に埋め尽くす霧が。
真っ暗な筈の視界が、ぼんやりとぼやけて、闇が薄くなってて。明かりが乱反射して視点が定まらないの何のって。
3メートル先の人の顔の判別すら着かない、濃い霧が広がっててね。
昼間は時化ってて、珍しく暖かかったんだけども、それはもちろん雨のせいで、自転車こいでるときなんか汗かいちゃうくらいだったんだけど、帰りは恐ろしく寒かったね……。
その日に限って手袋忘れちゃったもんだから、指先とか濡れて冷えてじんじん。
服を浸透してくるような、細かくて濃い霧だったな……。
ちょっと、「黒ねこサンゴロウ」を思い出してしまったりして。
海には、いろんなことがあるが、おれは、霧の中で死ぬのはいやだ。あらしの海にほうりだされる
のは、まだいい。どしゃぶりでも、かんかんでりでも、海賊にうたれて死ぬのだって、おれらしけれ
ば、それでいい。
でも、重たい磁気の霧にとじこめられ、じっとりしめって、手も足もでないまんま、じわじわと死ん
でいくってのは、ちょっとたまらないよな。
「黒ねこサンゴロウ?『霧の灯台』」より
ふふーん、ここのフレーズを思い出すといつも笑ってしまう。なんて奴だよ。ホント理想の男ですサンゴロウ。小学校の時から理想が変わってないってのもお笑いだけど。
理想の人間像――でもないのは、彼が猫だからです単に(笑)てゆうかむしろ、こういう男が好きっつーよりはこういう奴になりたいって願望の方が強かったりするんだよなー。
まぁそんなわけで。じめじめとした霧から抜け出すために自転車駆って行ったわけですが。
見事に視界が真っ白。いや暗いよ、暗いんだけど、でも白い。ぼんやりしてて、光がそこらじゅうに散らばってしまって、霧のない真っ暗闇な、黒い夜のほうがまだマシなくらいの、視界の悪さ。光でさえも、それこそ街灯とか車のライトさえも、全部霧に吸われてしまって、視界の悪さに上乗せしてる。
街灯のオレンジもいつもの放射状の光をなくして、情けないほどぼんやりと、ランプシェードの傘みたいな円錐状の光を放ってるだけ。
陸橋の上を走るリニモの姿なんて、ちっとも見えなくて、ただ光の色をした芋虫が走っていったようにしか見えなかったりして。
沼の中を突っ切るような感触で、学校が建ってる高台を駆け下りたわけだけども。
まさか、ああもさっぱり霧が晴れるとは思いもしませんで。
……ホントに学校のあたりだけに雲が下りてきたのかアレは。
麓で振り返ったら、学校のあたり真っ白でなんにも見えやしない。モリコロ公園の観覧車の、あの飛行機接触防止の為の赤いランプでさえも見えない。あれじゃあ飛行機ぶつかる。
湿った上着とか濡れた手の甲とか、学校からだんだん離れていくうちに、違和感だけになってしまったり。あれは何だったんだ。
誰か何か呼んだんじゃないのか。仙人とか竜とかそういうの。
リニモ乗ってる人にはわっかんないんだろうなーこういう不思議な感覚。
長距離の空気を我が身で感じてみるってこと、地域ごとの差異、っていうか……天候の変化、とか。
大変だけど実は貴重な体験。季節の移り変わり、というか。
うん、まぁ、毎日ゴールに向かって走るってのは、いいよね。そこに着けば灯りはあるわけだし。
やっぱり11月は霧と霜の月だったんだなー……。
もう月末って。信じらんないな!
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