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2006.02.04 Sat 12:39:13
生物的な、あまりに生物的なものは、大抵は確かに幾何学的である。
……なんつって。
芥川の『儒教の言葉』の「人間的な〜」をもじってみたりして。
以下「蟲師」語りです。
……なんつって。
芥川の『儒教の言葉』の「人間的な〜」をもじってみたりして。
以下「蟲師」語りです。
現在、漫画『蟲師』にハマり過ぎています。DVDは初回限定版を買う始末。
何がそんなにいいのかと訊かれたら何も言わずに漫画もしくはDVDを押し付けます。
口で言えたら苦労しません。
そして、口で言えるような素晴らしさならここまで惚れません。
まァ、DVDの良さは、正直、「漫画まんまだから」と言えますが。
ホントにまんまです。凄い。未だかつてこんなアニメがあっただろうかという。日本のアニメ界はまだこんなことが出来たのか。そんな感動。
一話30分。嘘だろ。二時間半の映画の間違いじゃないのか。毎週そんな気分。
時間が止まりますね。
原作は……もう、なんだ、空気かな。空気に囚われる感じかな。抜け出せないんですよ。
だって生きている以上空気のあるところから逃げ出すわけにはいかないでしょうが生物は。
そんな感じで。ぞわぞわします。
生物の授業取って、プリント配られて、細胞の配列とか見ると。
あー、「蟲」っぽいなーと思うわけですよ。
生命の極小体なワケで細胞って。
シナプスとか、筋細胞とか、こういう形の蟲いたっぽいなぁと。
ギンコが言うんですよ、人間は中指の先にいて、生命そのものである蟲は心臓にいるんだと。
だから、人間は生命つーのに一番遠いんだろうかと思ったんですがね。
でもこう、細胞がぎゅーっと凝縮して詰め込まれて、そんで生きてんだなぁと思うとですね。
細胞一個一個に命が宿ってんのかしらと思ったりするんですよ。意思を伝達するシナプス一本一本に意思があるのかと思うんですよ。
沢山あると見失いがちなものの為に、人間には魂があるのかしらと思うんです。
何だか老子っぽいですな……。
えーと、ともあれ、主人公のギンコはかっちょいーです。稀に見る変り種的かっこよさです。
そしてアニメの声は見事です。淡々としててぐー。絵もきれい。
放送時に見逃した「瞼の光」をDVDで見ましたが、えー、ギンコがエロいです。液状の蟲に襲われる一見水の中かと思われるシーンの鎖骨がエロいです(オイ)。そして黒い手袋がエロいです。何より虚ろになった真っ黒な片目がエロくてどうしようかと思いました。
あれ以降片目どうしたんだろう……義眼入れないのかな。
化野先生と絡むと美味しいと思ったりします。腐ってますよ。ええ。淡幽お嬢さんとの組み合わせも大好き。おんぶのとことかすげぇ好き。
何が美味しいかって、ギンコが頭白いから、誰と組んでも白黒になるってとこですかね。
イラスト集とか出ないかな。もう絶対欲しいんだけど。
作者のPNも好きです。「漆原友紀」。雅かつインパクト大。「漆」の一文字で射抜かれます。
何にしろ原作の(ひいてはアニメの)このぞわぞわ感は洒落にならんです。
23日に新刊出るっていうし……今から楽しみこの上ない。
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